情報科学 / 情報科学入門
Information Science / Introduction to Information Science
平成19年度以前の授業科目:『情報科学』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『情報科学 / 情報科学入門』
教授・金西 計英
2単位
木(9・10) 全(再履修クラス1年)授業のタイプ
講義
授業の目的
急速な情報化社会の到来を背景に,我々の日常生活において,インターネットやPCの利用を抜きして考えることはできません.現代社会において,情報操作や,情報倫理についての基礎的なスキルを身につけることは必須の教養だといえます.この授業では,情報化についての理解を深めることを目指します.とくに,初年時に学んだ情報科学を踏まえ,さらに発展的に知識を身につけることを目指します.PCを用いて統合的に情報を扱う方法を身につけることを目的とします.
授業の概要
1.PCの基礎知識とし周辺機器の名称や役割を説明し,これらの機器の基礎的な使い方を身につける.2.動作環境としてのソフト(OS)の使い方の基礎を理解し操作に慣れる.3.基礎的なアプリケーション·ソフトの使い方を身につけ,またPCを用い各自プレゼンテーションを行う.4.ネットワーク下でのPCの統合的な情報の取り扱いを身につける.
キーワード
情報リテラシー,インターネット,アルゴリズム,コンピュータの仕組み,著作権
受講者へのメッセージ
平成22年度以前の情報科学を履修し,何らかの事情で再履修となった学生が対象です.再履修にあたって,科目の開講時間等が制限となり,他の時間の情報科学の履修が困難な学生が対象です.
到達目標
1. | 現代社会において必須の情報技術であるネットワーク·PCの基礎的な利用·応用ができる. |
授業の計画
1. | 情報セキュリティと大学生活 |
2. | ガイダンス,コミュニケーションツール |
3. | WWWの仕組み |
4. | 文書作成への情報機器の活用1 |
5. | 文書作成への情報機器の活用2 |
6. | 情報の整理と加工1 |
7. | 情報の整理と加工2 |
8. | 情報社会の権利(著作権) |
9. | プログラミングの仕組み |
10. | ネットワークの仕組み |
11. | インターネットの仕組み |
12. | 情報の加工と提示 |
13. | プレゼンテーションの準備 |
14. | プレゼンテーション実習 |
15. | 〃 |
16. | 総括授業 |
成績評価の方法
定期的に課する課題の提出状況とプレゼンテーション(発表)実習から総合的に成績判断を行う.
再試験の有無
無し
教科書
授業のガイダンス時に,別途,指示します
参考書
新しい 大学情報リテラシー(税別1,700円),オーム社,2006年