人間と生命 / 心理学概論
Humanity and Life / Outline of Psychology
平成19年度以前の授業科目:『人間と生命』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『人間と生命 / 心理学概論』
准教授・福森 崇貴
2単位
木(5・6) 全(全)授業の目的
人間は，感じる・覚える・学ぶ・思う・悩む，など毎日「こころ」を動かしている．人間が社会の中で生活する上で，「こころ」は欠かすことのできないものであると言える．心理学とは，このような，人間にとって非常に身近な対象に関する学問である．しかし一方，身近であるが故にその理解は困難であり，マスコミからの表層的な情報の影響もあって，心理学の内容が歪めて受け取られていることもまた事実である．本講では，心理学の各領域における主要な理論・概念を理解し，科学としての心理学の基礎的な知識や考え方を獲得することを目的とする．
授業の概要
様々な心理学の研究領域のうち，代表的な領域を取り上げ，それぞれの領域で提唱されている理論や研究結果について紹介する．
キーワード
知覚心理学，認知心理学，学習心理学，発達心理学，社会心理学，臨床心理学
受講者へのメッセージ
毎回，授業内容に関する意見・感想を求める．なお，意見・感想の記入のない者は，欠席扱いとする．是非，積極的に授業に参加して欲しい．
到達目標
| 1. | 心理学的な知識を学ぶことによって，自分を含めた「人間」を，俗説に惑わされることなく科学的に理解する力を身につけることを目標とする． |
授業の計画
| 1. | 心理学とは |
| 2. | 知覚・認知 |
| 3. | 学習 |
| 4. | 動機 |
| 5. | 発達(1) |
| 6. | 発達(2) |
| 7. | 個人と集団(1) |
| 8. | 個人と集団(2) |
| 9. | 記憶(1) |
| 10. | 記憶(2) |
| 11. | 知能 |
| 12. | パーソナリティ(1) |
| 13. | パーソナリティ(2) |
| 14. | ストレス |
| 15. | 期末試験 |
| 16. | 総括 |
成績評価の方法
期末試験(70%)，授業への取り組み(30%)などを元に総合的に評価する．
再試験の有無
無
教科書
教科書は使用しない．必要に応じて資料を配布する．
WEBページ
連絡先
福森(fukumori@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)