2011年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 — 毎年(後期)

生活と社会 / 地方行政経営論

Living and Society / Local Public Management

平成19年度以前の授業科目:『生活と社会』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『生活と社会 / 地方行政経営論』

准教授・石田 和之

2単位

 月(3・4) 全(全)

授業の目的

「∼未来を創造する若者たちへ(とくしま未来創造学)∼」をサブテーマとして,地方行政の現状や課題,そして未来の姿を共有する中で,共に考え,共に行動するためのきっかけを提供し,将来の行動に繋がることを目的とする.

授業の概要

この講義は徳島県庁との連携により,県においてそれぞれの施策を担当している職員を外部講師として招聘することにより実施する講義である.地域社会が抱えるさまざまな課題は,すべて行政が抱える課題でもある.行政が地域の課題に対してどのように取り組んでいるのかを知るとともに,行政による取り組みの限界も理解して欲しい.

キーワード

とくしま未来創造学,少子化,行政経営,徳島,人生設計

受講者へのメッセージ

この講義では,単なる行政課題の解説に留まるのではなく,行政課題の理解を通じて,ふるさとに誇りを持ち,地域の未来に積極的に関わっていく,そして人生設計のきっかけを提供することを意図している.学生諸君には,徳島を良く知る機会に,また,自分が育った「ふるさと」を想う心を育てる機会として役立つことを期待する.徳島県出身の学生諸君には,とくにふるさと徳島を誇りに思う心や愛する心を持って,自分の人生設計に役立ててもらうことを期待する.

到達目標

1.地方行政の現状と課題を理解する.
2.自己のキャリア・デザインに対する意識を高める.
3.活力のある徳島を創ろうとして(いつか)行動をおこす.

授業の計画

1.イントロダクション
2.徳島の未来の姿
3.少子高齢化問題(1)
4.少子高齢化問題(2)
5.少子高齢化問題(3)
6.徳島の歴史・文化
7.中間試験(または,中間レポート)
8.徳島の産業・観光(1)
9.徳島の産業・観光(2)
10.徳島における低炭素社会への取り組み
11.南海地震と防災対策
12.地域医療の課題
13.新しい公共の役割
14.徳島が抱える行財政の課題
15.定期試験(期末レポート)
16.総括

成績評価の方法

授業への参加態度(出席およびコメントなど),中間試験(または,中間レポート),期末試験(または期末レポート)を総合的に勘案して評価する.

再試験の有無

教科書

参考書

講義中に随時,配布する.

連絡先

石田(2206, 0886567169, k-ishida@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

上記の講義計画は,昨年度の講義内容である.担当講師の都合等の事情により,テーマに多少の変更の可能性があることを承知されたい.