2011年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 — 毎年(後期)

自然と技術 / 情報メディアと教育

Science and Technology / Information Media and Learning Science

平成19年度以前の授業科目:『自然と技術』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『自然と技術 / 情報メディアと教育』

教授・金西 計英

2単位

 火(1・2) 全(全)

授業の目的

現代社会での各種メディアの進展により,学校教育および社会教育においてもそれらの活用が期待され積極的に導入されつつある.我々はメディアに埋もれて生活している.メディアを使っているが,メディアのことが分かっているけではない.高度な情報化社会において,適切にメディアを活用できる能力の育成が求められる.多様な情報メディアについて理解し,適切に活用できる人材の養成が急務となっている.本授業では,インターネット上でのメディアを中心に,仕組みや特徴について理解することを目指す.その上で,情報化社会において,適切にメディアを使いこなせる能力の育成を目指す.

授業の概要

本授業では,インターネット上の多様な情報メディアについて,その仕組みや特徴を理解し,適切に活用できるようになることを目指す.また,学習科学についての基本的な理解も目指す.これらをあわせ,教育と現代メディアの関わりについて理解を深める.各メディアの特性・特色を生かし,広く教育全般に有用なように準備をできることができるようになることを目指す.本授業では,受講生の数が多くなった場合(70名以上を目安として想定している),昨年度と同様に橋本メソッドに基づいた授業をおこないます.その場合,本シラバスの内容が変更されることがあります.橋本メソッドを用いる場合は,1回目の授業で詳細を説明します.また,橋本メソッドを用いた場合は,グループ活動が主体になります.

キーワード

情報化社会,著作権,メディアリテラシー,情報メディア,学習科学

受講者へのメッセージ

高校で科目「情報」を履修していることを前提としています.

到達目標

1.現代社会において必須の情報技術であるネットワーク·PCの基礎的な利用·応用ができる.

授業の計画

1.ガイダンス,オリエンテーション
2.報メディアと現代社会
3.インターネットの概要
4.情報検索(1)
5.情報検索(2)
6.インターネットを使った情報発信
7.インターネットの未来と課題
8.情報メディアと学び(1)
9.情報メディアと学び(2)
10.情報メディアを使った学習支援
11.インターネットのセキュリティ
12.情報リテラシーと倫理
13.情報メディアと著作権(1)
14.情報メディアと著作権(2)
15.期末の評価のための試験
16.学習のまとめと総括

成績評価の方法

授業中に課すことのある小レポート等の課題と,期末のテストの成績を総合的に評価する.橋本メソッドを用いる場合は,グループ活動に対する評価が加わる.詳細は,ガイダンスに説明する.

再試験の有無

教科書

参考にする文献については講義の中で適宜紹介する.また,一部は,資料等で配布することがある.

連絡先

金西(大学開放実践センター2階, 088-656-7610, marukin@cue.tokushima-u.ac(no-spam).jp)