2011年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 — 毎年(後期)

日本事情 / 日本事情Ⅱ

Japanese Culture / Japanese Culture 2

平成19年度以前の授業科目:『日本事情』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『日本事情 / 日本事情Ⅱ』

教授・大石 寧子

2単位

 水(3・4) 留(留)

授業の目的

徳島大学で学び,徳島に住むことを選んだ留学生に対して「徳島」を深く知ること,さらに自分にとっての「徳島」をつかむことを第一の目的とする.徳島の象徴の一つであり,心の故郷といわれている「吉野川」をいろいろな側面から学ぶ.総合的な日本語の習得も目指す.

授業の概要

徳島在住の様々な分野の方から「吉野川」に関する講義を聞く.事前にことばや表現の学習を終えて,講義を聴き,どのぐらい話の内容が理解できかを確認する.また吉野川について各自でテーマを探し,調査発表をする.今年度は,1吉野川概要2吉野川流域の農業3吉野川流域の生活4第十堰問題について等様々な分野の講義を考えている.

キーワード

吉野川,徳島を知る

受講者へのメッセージ

最終的に自分のテーマを決めて,調査・研究・発表という流れを体験します.従って積極的な授業への取り組みを期待します.

到達目標

1.「吉野川」に対する知識を持ち,徳島や徳島の人を知る
2.徳島を知ると同時に,自分の国,故郷についてもう一度考えてみる
3.様々な人の講義を聞き,準備と振り返りの活動を通し,授業の形式を理解すると共に受身でない係わり方を体得する.

授業の計画

1.授業の目的説明 自己紹介 受講者のレディネス(これまでの学習等)調査
2.講義①準備(資料による地名・ことば・表現の確認,質問作成)
3.講義を聴く①
4.講義を振り返る(内容の確認,意見・感想の交換),講義②準備(資料による地名・ことば・表現の確認,質問作成)
5.講義を聴く②
6.講義②を振り返る(内容の確認,意見・感想の交換),講義③準備(資料による地名・ことば・表現の確認,質問作成)
7.講義を聴く③
8.講義③を振り返る(内容の確認,意見・感想の交換),自分の発表テーマについての準備①
9.講義④を聴く
10.講義④を振り返る(内容の確認,意見・感想の交換),自分の発表テーマについての準備②
11.地域の人々への聞き取り調査,ディスカッション
12.今までの振り返りや聞き取りの整理,自分の発表テーマについての準備③
13.発表準備
14.発表(地域の人々,学生サポーターが参加)
15.発表した録画を使っての評価(相互評価,試験)
16.総括授業 (講義を振り返って)

成績評価の方法

出席50%,講義ごとのまとめ20%,最終発表30%を総合的に評価する.

再試験の有無

教科書

随時プリント等の資料を配布する.

連絡先

大石寧子(国際センター 088-656-9875 oishi@isc.tokushima-u.ac.jp)
金曜日9:30∼12:00 但し事前に連絡があれば,他の曜日・時間でも対応します.