2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース 日本文化研究サブコース 学部課程 — 2年(後期), 3年(後期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 アジア研究コース アジア研究サブコース 学部課程 — 2年(後期), 3年(後期)
2007年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 文化情報サブコース 学部課程 — 2年(後期), 3年(後期)
EDB
日本文学基礎研究III (後期)
准教授・鳥羽 耕史 2単位
授業の目的
戦後に数多く発行されたサークル誌と,それらを結ぶ役割をした中央誌とを読む.大手出版社によらないガリ版などのメディアの形に注目しつつ,既成の文学的価値観で測りがたい種類の文学を読み解くことを目的とする.
授業の概要
最初のガイダンスの後,トピックごとにいくつかの文章を事前に読んできてもらう.授業はそれを前提として行い,出席者には積極的な発言を求める.
キーワード
文学
先行科目
日本文学基礎研究III (前期)
関連科目
日本文学演習III
受講者へのメッセージ
ガイダンスの際に詳細なシラバスを配布するので必ず出席のこと.毎回,授業時に発言を求めるので,必ず指定されたテクストを読んだ上で授業に臨むこと.
到達目標
1.戦後サークル誌や文学についての知識を深める.
2.言語表現·言語分析の力を向上させる.
授業の計画
1.ガイダンス
2.戦後文学·文化概論
3.戦後サークル誌概論
4.サークル誌ネットワークについて
5.中央誌1『人民文学』(以下,扱う雑誌などは変更があり得る)
6.中央誌2『新日本文学』
7.中央誌3『現代詩』
8.中央誌4『列島』
9.サークル誌1
10.サークル誌2
11.サークル誌3
12.サークル誌4
13.サークル誌5
14.サークル誌再読の意義と可能性
15.レポート
16.まとめ
成績評価の方法
出席確認を兼ねた毎回の小レポートと授業時の発言,中間レポート,期末レポートにより総合的に評価する.
教科書
教科書は使わない.教材としてプリントを配布する.参考書は適宜指示する.
参考資料
鳥羽耕史「サークル誌ネットワークの可能性」『昭和文学研究』第52集
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
鳥羽(2326, toba@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
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