2007年度 総合科学部 自然システム学科 生命·環境コース 生命機能サブコース 学部課程 — 3年(後期)
EDB
生命機能実験II / Practice on functionnal aspects of organisms
教授・大橋 眞, 准教授・渡部 稔, 教授・林 弘三, 准教授・佐藤 高則 2単位
授業の目的
生命体の持つ生理的機能を解明するための基礎実験を通して,実験手法の体得と,その意味の理解を体験を通じておこなう.また,結果をまとめ,発表する方法について十分に習熟させることも目的とする.生命機能実験IIでは,蛋白質,細胞レベルでの生命現象の理解に必要な実験手技やその機構を理解する.
授業の概要
生命機能に関する比較的高度な実験.
キーワード
生命,機能,タンパク質,構造,細胞
先行科目
生命機能実験I生命機能セミナー生物化学
関連科目
細胞制御学代謝異常学生物化学
受講者へのメッセージ
必ず出席し,自分で行うことが大切であり,十分な内容のレポートを作成,提出するために,文献等の調査をすることが重要である.
到達目標
生体材料や細胞の取り扱いや,細胞培養の基礎的技術を身につける.細胞の基本的な機能についての知識を確実なものにする.また,蛋白質の機能や構造を調べる方法について基礎的な理解をする.さらに酵素や細胞の機能についての理解を深める.
授業の計画
1.大腸菌でのタンパク質の発現と精製(渡部)
2.タンパク質のSDS電気泳動と染色(渡部)
3.タンパク質のウエスタンブロッティング解析(渡部)
4.細胞周期1(林)
5.細胞周期2(林)
6.タンパク質解析法1(佐藤)
7.タンパク質解析法2(佐藤)
8.酵素活性測定法1(佐藤)
9.酵素活性測定法2(佐藤)
10.タンパク質の構造と機能1(佐藤)
11.タンパク質の構造と機能2(佐藤)
12.生命科学と統計1(大橋)
13.生命科学と統計2(大橋)
14.組織学1(臓器の観察)(大橋)
15.組織学2(組織の構造)(大橋)
成績評価の方法
実験態度と,提出されたレポートによる.
教科書
実習手引き書を配布予定,実験テーマによってはプリントを配布し,使用する.,参考書は随時紹介する.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
大橋(656-7261, ohashi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 各教官の項を参照されたい.
渡部(088-656-7253, minoru@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 各教官の項を参照されたい.
林(3221, 088-656-7258, hayashi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 各教官の項を参照されたい.
佐藤(3N05, 088-656-7657, tsatoh@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
 オフィスアワー: 各教官の項を参照されたい.