2007年度 人間·自然環境研究科 臨床心理学専攻 修士課程 選択必修科目 — 1年(後期), 2年(後期)
EDB
家族研究特論
非常勤講師 2単位
授業の目的
(1)家族をシステムとしてとらえることができるようになること. (2)家族の中心として親子関係を捉えられるようになること. (3)家族療法に限らず臨床心理家として大切な理念を見つけること.
授業の概要
家族の形態は社会とともに変遷するが,家族の成員を援助する者や研究する者にとって家族をシステムとしてとらえることはかかせない.ここでは家族システムを親子関係という視点から検討し,各種職場における臨床心理的応用を探る.
キーワード
家族療法,親子関係,おもてなし
先行科目
臨床心理学特論I
関連科目
学校臨床心理学特論生涯発達心理学特論障害臨床心理学特論
受講者へのメッセージ
受講者が提出する事例を大切に検討する機会をもつ.
到達目標
1.(1)家族研究をデザインできるように各理論·技法を応用できる.
2.(2)家族支援において各自に共通して大切にする理念,各自が独自に大切にする理念をもつことができる.
授業の計画
1.家族とは(1)
2.家族とは(2)
3.カウンセリング理論
4.家族療法
5.家族心理療法·援助の基礎(1)
6.家族心理療法·援助の基礎(2)
7.事例検討(1)
8.学校臨床
9.地域精神医療
10.障害者福祉
11.社会福祉
12.病院臨床
13.事例検討(2)
14.語用論/長谷川式述部記録法
15.テスト
16.テストの解説
成績評価の方法
授業でのプレゼンテーションの内容や,参加態度をもとに評価します.
対象学生
1,2年生
教科書
教科書;フリードマン M.M.「家族看護学」ヘルス出版.参考書は必要に応じ紹介します.
WEBページ
→コンテンツサーバ (EDB/CMS)
連絡先
非常勤講師
 オフィスアワー: 火曜日16:00-19:00·医学部保健学科(蔵本地区)多田研究室·tada@medsci.tokushima-u.ac.jp,連絡は基本的にメールでお願いします.
備考
隔年開講 今年度開講