2008年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 言語表現サブコース 学部課程 — 2年(前期)

2008年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 言語コミュニケーションサブコース 学部課程 — 2年(前期)

ドイツ言語文化研究III (その1)

教授・川上 三郎

2単位

目的

日独文化交流史の一側面として,第一次大戦時の俘虜収容所の実態を知る.

概要

俘虜収容所での捕虜の活動,管理者側の考え方と行動,および一般的な日本人の見方や反応などを調べる.

キーワード

日独文化交流史,第一次世界大戦,捕虜

注意

特になし.

目標

1.捕虜の多彩な活動と日本側に及ぼした影響について理解する.

計画

1.概説
2.時代背景
3.各地の収容所の概観
4.日本側の捕虜に対する考え方(軍部,新聞,一般人
5.松山収容所(その1)概観
6.松山収容所(その2)捕虜たちの活動
7.丸亀収容所(その1)概観
8.丸亀収容所(その2)捕虜たちの活動
9.徳島収容所(その1)概観
10.徳島収容所(その2)捕虜たちの活動
11.徳島収容所(その3)日本人との交流
12.板東収容所(その1)概観
13.板東収容所(その2)捕虜たちの活動
14.板東収容所(その3)捕虜たちの活動
15.板東収容所(その4)日本人との交流
16.まとめ

評価

出席とレポートで評価します.

再評価

レポート再提出のかたちで行ないます.

教科書

教科書は使わず,授業はすべてプリントで行ないます.

参考資料

参考図書は授業中に,そのつど紹介します.

連絡先

川上(656-7141, kawakami@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日 10時30分∼12時