分子反応システム論I
教授・三好 德和
2単位
目的
有機物質系の化学I·IIに引き続き，有機化学の反応を官能基別に分類して，それらの化合物の命名法，性質，構造と製法及び反応を立体化学を含めて講義する．
概要
有機反応(カルボニル化合物を中心として)
キーワード
有機化学，反応論
関連科目
注意
有機物質系の化学I·IIの内容を理解していることが原則です．注意事項は初回の授業にて話すので，遅刻および欠席はしないように．
目標
| 1. | カルボニル化合物を中心とする有機化学反応の基礎を理解する． |
計画
| 1. | 1．カルボニル化合物からアルコール合成．酸化-還元反応と有機金属化合物(3回) |
| 2. | 2．アルデヒドおよびケトンI.カルボニル基への求核付加反応(2回) |
| 3. | 3．アルデヒドおよびケトンII.アルドール反応(2回) |
| 4. | 4．カルボン酸およびその誘導体.アシル炭素上での求核付加-脱離反応(2回) |
| 5. | 5．β-ジカルボニル化合物の合成と反応.エノレートアニオンの化学(2回) |
| 6. | 6．アミン(2回) |
| 7. | 7．フェノールおよびハロゲン化アリール.芳香族求核置換反応(2回) |
| 8. | 8．総括授業 |
評価
授業に取り組む姿勢と，期末に行う試験により評価する．
再評価
場合によっては行う．
教科書
教科書 「ソロモンの新有機化学·第7版下(花房昭静·池田正澄·上西潤一 訳，廣川)」一部上巻も使用．
連絡先
三好(総合科学部3号館北棟2階 2N03, 088-656-7250, miyoshi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
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