CAD実習
Computer Graphics and Computer-Aided Drawing Practice
目的
機械製図の基礎知識を前提として3次元形状モデリング法を習得するととともに,グループワークによる協調性を養いながら3次元形状モデリングによる課題作成を行う.
概要
3次元CADソフトを用いて3次元形状モデリングの基礎演習を行う.さらに,複数の部品を組み合わせて構成される実際の機械部品を題材として,実態を表現するために必要なモデリング技術の基礎を習得する.また,総合課題として行うグループワークを通じて創造性·独創性を養う.
キーワード
CAD,3次元モデル,設計,デジタルエンジニアリング,チームワーク型学習
要件
機械製図の基礎,およびコンピュータの基本的操作を習得していること.
注意
全ての課題作品·レポートの提出,および期末試験の受験が単位取得のための必要条件となる.
目標
1. | 機械製図基礎の確認. |
2. | 3次元形状モデリング技法の習得. |
3. | 3次元形状モデリングによる創成課題作成. |
計画
1. | 授業概要 |
2. | CADシステムの基本操作1 |
3. | CADシステムの基本操作2 |
4. | CADシステムの基本操作3 |
5. | 機械部品のモデル作成1 |
6. | 機械部品のモデル作成2 |
7. | 機械部品のモデル作成3 |
8. | 自由課題 |
9. | 3次元モデリングの応用1 |
10. | 3次元モデリングの応用2 |
11. | 3次元モデリングの応用3 |
12. | 3次元モデリングの応用4 |
13. | グループ演習1 |
14. | グループ演習2 |
15. | グループ演習3 |
16. | 期末試験 |
評価
受講姿勢(平常点)を45%,レポート·課題作品を25%,グループワークを10%,期末試験を20%として評価する.
JABEE合格
【成績評価】と同一である.
JABEE関連
(B) 70%, (D) 10%, (E) 20% に対応する.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
太田幹郎著,Pro/ENGINEERの基礎から応用へII,山海堂
参考資料
上智大学設計製図教育委員会編,Pro/ENGINEERによる実践3次元CADテキスト,日刊工業社
熊谷信男他,JIS機械製図の基礎と演習,共立出版
連絡先
伊藤(M316, 088-656-2150, ito@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
米倉(M326, 088-656-9186, yonekura@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
備考
予習·復習を行い,演習課題に積極的に取り組むこと.