2008年度 工学部 知能情報工学科 昼間コース — [必修] 3年(通年)

システム設計及び実験

System design and experiment

准教授・寺田 賢治, 准教授・池田 建司, 准教授・上田 哲史, 准教授・最上 義夫, 准教授・鈴木 基之, 准教授・佐野 雅彦, 講師・柘植 覚, 技術員・石田 富士雄, 技術員・石井 純也, 技術員・久米川 富夫, 技術員・辻 明典, 技術員・富士 正人, 技術員・板東 亘

6単位

目的

ハードウェアに関する個々の要素技術を理解しているだけでは システムを作り上げることはできない. 本実験では,ハードウェアに関する個々の要素技術を シスムとして統合する能力を養うことを目的としている.

概要

ハードウェアやそれを駆動するソフトウェアに関する基礎知識を 習得するための個別実験に取り組む. 各実験テーマ終了後にレポート提出が課される.

キーワード

自立移動ロボット,ハードウェア,ソフトウェア

目標

1.完全自律型ロボットに必要な各要素技術を,自主的に身に付ける.
2.単なる机上の理論だけでなく,ハードウエアの原理,ソフトウエアの構造を深く理解する.
3.与えられた仕様を満たすような完全自律型ロボットを設計する.
4.与えられた実験環境の下で,制限時間内で,計画的に完全自律型ロボットを完成させる.
5.自分の考えを明確かつ論理的に人に伝達する能力や,双方向のコミュニケーションがとれる能力を身に付ける.
6.グループで協調しながら仕事を行なう.

計画

1.ガイダンス,アナログ実験の説明
2.アナログ実験1
3.アナログ実験2
4.ディジタル実験1
5.ディジタル実験2
6.基板実装技術1
7.基板実装技術2
8.センサ製作1,全体説明
9.センサ製作2
10.センサ製作3(センサ等に関する試験)
11.センサ製作4
12.センサ製作5
13.センサ製作6
14.センサコンテスト,マイコン·マザーボード説明
15.マイコン·マザーボード製作
16.マイコン·マザーボードの利用
17.プログラミング1
18.プログラミング2
19.プログラミング3
20.制御技術レクチャー·構想打合わせ·ロボット製作1
21.ロボット製作2
22.ロボット製作3
23.ロボット製作4
24.規定コンテスト
25.ロボット製作5
26.ロボット製作6
27.ロボット製作7
28.予備コンテスト
29.ロボット改良1
30.ロボット改良2
31.最終コンテスト
32.最終プレゼンテーション

評価

実験態度,レポート,コンテスト成績を総合して評価する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

知能情報工学科編「システム設計及び実験」

参考資料

実験テーマごとに指定される.

連絡先

柘植(D棟204, 088-656-7512, tsuge@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日 14:00∼15:30, 水曜日 14:00∼15:30

備考

1.無断欠席および遅刻,期限後の報告書提出は一切認められていない.
2.ドライバー,半田こてなどの工具を各自で用意すること.