2008年度 工学部 建設工学科 夜間主コース — [選択] 3年(後期)

建設設計製図2

Civil Engineering Design and Exercise 2

教授・岡部 健士, 准教授・滑川 達

1単位

目的

水理部門と計画部門を対象に,実践的な土木技術者として必要不可欠な設計製図の知識·技能·応用力を各分野の専門的な内容も含めて習得する.

概要

水理部門では,河川不等流の標準逐次計算法により,河川堤防高さを決定する際の基本となる計画高水水位を算定する.計画部門では,建設工事施工計画策定におけるPERT によるスケジュール分析を行う.また,両部門とも,設計書の作成方法についても指導する.

キーワード

河川計画,工程計画

先行科目

水工学計画の数理

関連科目

建設設計製図1

要件

水理部門:水理学1 及び水理学の単位を取得済みであること.計画部門:計画の数理の単位を修得済みであることを受講要件とする.

注意

第1 週目のガイダンスに必ず出席すること.出席できないものは,事前に連絡すること.

目標

1.1. (水理部門) : 標準逐次計算法による河川計画高水位の設計計算を完行できるとともに,体裁,内容ともに実務レベルの報告書にまとめることができる.
2.2. (計画部門) : 例題工事を対象としたネットワーク工程表及び,それに基づく作業スケジュール,資源配分計画を作成できるとともに,体裁,内容ともに実務レベルの報告書にまとめることができる.

計画

1.ガイダンス·課題選択
2.課題解説(1)
3.課題解説(2)
4.設計実習(1)
5.設計実習(2)
6.設計実習(3)
7.設計実習(4)
8.設計実習(5)
9.中間検査(1)
10.設計実習(6)
11.設計実習(7)
12.中間検査(2)
13.設計書作成指導(1)
14.設計書作成実習(1)
15.設計書作成実習(2)
16.最終検査

評価

提出された設計書に基づき,設計計算の正確さや報告書記述能力を評価し,総合評価として60%以上を合格とする.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

原則として,各課題ごとに資料が配付される.

連絡先

岡部(A309, 088-656-7329, okabetak@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 学科の掲示板を参照.
滑川(A412, 088-656-9877, namerikawa@ce.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: オフィスアワー:年度ごとに学科の掲示を参照すること

備考

ガイダンスの詳細については,第1 週開始前に掲示板にて指示する.