2008年度 先端技術科学教育部 システム創生工学専攻 知能情報システム工学コース 博士前期課程

集積回路工学

Integreted circuits design

教授・赤松 則男, 教授・福見 稔

2単位

形態

講義

目的

本講義の目的は人工知能のためのVLSI作成の技術と将来の動向を示すことです.このために,人工知能のプログラミングと応用へのコンピュータ·アーキテクチャのVLSI設計の多くの資料に基づいて講義を行います.

概要

集積回路を設計するにはランダムロジックを用いる手法と構造的な論理回路を用いる方法があり,主としてMOSトランジスタの構造的論理回路の設計法を講義する.さらに,集積回路のファブリケーション及びテスティング法も述べる.集積回路は急速に進歩し,多方面で使用されるので,ASIC(Application Specific Integrated Circuits)に代表される最新技術の応用にも言及する.本科目は,工業に関する科目である.

キーワード

コンピュータ·アーキテクチャ,構造的論理回路,メモリ,C-MOSテクノロジ

先行科目

集積回路工学

要件

学部における基礎科目を習得していること.

注意

コンピュータを使用するので,用意しておくこと.

目標

1.超大規模集積回路技術の習得

計画

1.C-MOS回路の基本
2.C-MOSインバータ回路とNAND回路
3.C-MOS NOR回路とXOR回路
4.C-MOS プロセス技術とデバイス技術
5.性能評価理論
6.設計ルールとICの信頼性
7.フィールド·ワーク設計理論
8.システム制御部の設計
9.ASICの設計
10.DSP概論
11.プログラマブル·デバイス設計概論
12.SRAMとDRAMのメモリ概論
13.論理コンパイルとマクロセル
14.入出力インターフェース概論
15.IPの利用法
16.SoC概論
17.テストと評価

評価

本講義の目的を達成するために,実システムの設計を行う.

再評価

再評価あh集積回路設計の性能評価で行う.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

集積回路設計

参考資料

VLSI設計入門

連絡先

赤松(D棟209, 088-656-7493, akamatsu@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 金曜日午後