環境化学 (M)
Environmental Chemistry (M)
教授・本仲 純子
1単位
形態
講義
目的
現在,人類活動によって,地球が有している物質循環作用と自然浄化作用をはるかに越える化学物質が排出されている.環境問題と化学との関わりの深さを考える時,環境問題に対する意識を高めることは,化学の教育責任の1つである.ここでは,水,大気,土壌に関わる環境問題を化学の立場から講述し,環境化学を修得させる.
概要
水,大気,土壌に関わる環境問題を化学の立場を中心に講述する.環境汚染のはじまり,水,大気,土壌と環境問題との関わり,日常生活で人間の健康に直接かかわる身の回りの有害物質,発がん物質などについての講議を行う.
キーワード
水質汚濁,大気汚染,環境発ガン物質,ダイオキシン,地球環境問題
関連科目
目標
1. | 環境汚染の歴史的背景について理解を深める |
2. | 水,大気,土壌と環境問題の関わりについて理解を深める |
3. | 人間の健康に直接かかわる身の回りの有害物質,発がん物質などについて理解を深める |
計画
1. | 総論 |
2. | 水資源 |
3. | 水と健康 |
4. | 水質汚濁 |
5. | 大気汚染 |
6. | 環境発ガン物質,ダイオキシン |
7. | 地球環境問題 |
8. | 定期試験 |
評価
到達目標の3項目が各々達成されているかを試験60%,平常点(レポートと授業への取り組み状況)40%で評価し,平均で60%以上あれば合格とする.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
保田茂次郎著「生活環境概説」三共出版
参考資料
崎川範行/鈴木敬輔著「環境科学」三共出版
連絡先
本仲(化611, 088-656-7409, motonaka@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
備考
1. | 講義に出席すること. |
2. | 講義への取り組み状況,小テスト,レポートと最終試験の割合は4:6とする. |