地域社会論II
徳島大学総合科学部 准教授・田中 耕市
2単位
目的
地表上に発生する人文·社会·経済的事象には,種々の空間的要因が深く関わっている.GIS(地理情報システム)は,それらの要因の空間的な相互作用関係を把握して,事象のメカニズムを解明するための有効なツールである.本講義では,GISを援用した空間情報科学の最先端研究を学ぶ.
概要
空間情報科学のフロンティア
キーワード
空間情報,GIS,地域分析
関連科目
注意
毎回,様々なテーマ(交通,環境,農林,防災等)のGISに関する文献(約10∼20ページ以上)の講読と併せて,GISによる高度な分析作業を経験する.学部卒レベルのGISに関する知識,および操作(ソフトの種類は問わない)を既に習得していることが必須である.レポートを毎回課す予定であるが,必ず全て提出すること.
目標
1. | 様々なテーマにおけるGISの適用事例をもとに,空間情報科学に関する最先端研究を理解する.そして,GISの有効性·可能性と課題を認識する. |
計画
1. | 最新学術論文(主に下記[教科書·参考書等]欄に記した雑誌から抜粋)の講読·発表を行う. |
2. | さらに,実際にGISを利用した分析作業も実施する. |
3. | 受講者には,毎回の発表および発言,議論への積極的な参加が求められる. |
評価
講義への取組姿勢,発表の内容,および数回のレポート内容により評価する.
再評価
なし
教科書
GIS-理論と応用
その他,講義中に適宜追加する.
連絡先
田中(連絡先未登録)
- オフィスアワー: 火曜日 12時から13時