臨床心理面接特論I
肩書不明・石田 弓
2単位
目的
臨床心理面接特論Iでは,初回面接までの運び方,初回面接や予備面接の方法と記録の書き方,およびクライエントの心理学的問題の理解と面接方針のまとめ方などについて学ぶことを目的とする.
概要
臨床心理面接法の基礎的な理論と技法の学習
キーワード
心理アセスメント,受理面接,心理療法,事例検討
関連科目
注意
臨床心理学的サービスを行う上で非常に重要な授業を行うので,分からないことがあれば,授業担当者に質問をしたり,自分自身でも多くのテキストを読んで,積極的に学んでいってほしい.
目標
1. | 幅広い心理臨床現場における面接法の始め方に関する基礎的知識と技法を身につけ,学内外での心理臨床活動を行うための準備をする. |
計画
1. | 心理臨床家の現状とアイデンティティ |
2. | 心理アセスメント1(受理面接について) |
3. | 心理アセスメント2(記録の書き方) |
4. | 心理学的処遇1(心理療法の基本ルール) |
5. | 心理学的処遇2(クライエントの問題に応じた心理療法の基本ルール) |
6. | 心理療法の過程で生じる諸問題 |
7. | 事例論文に学ぶ |
8. | 計16回の授業を行う.16回目にはレポートを返却し,レポート課題に関して改めて解説を行う. |
評価
出席および授業態度を重視する(50%).また,学期末に学んだことについてのレポートを提出する(50%).
再評価
なし
教科書
教科書:「心理臨床家の手引き」(誠信書房).
参考資料
参考文献は授業中に適宜紹介する.
連絡先
石田(連絡先未登録)
- オフィスアワー: 火曜12:00∼12:50.3号館3階3S07.yumi@ias.tokushima-u.ac.jp