2008年度 徳島大学 共通教育 教養科目群 — 毎年(前期)

生活と社会 / 国際協力論ー四国から世界へ 知って理解し動ける人にー

Living and Society / International Cooperation Studies

平成19年度以前の授業科目:『生活と社会 / 国際協力論ー四国から世界へ 知って理解し動ける人にー』

平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『総合科目 / 国際協力論ー四国から世界へ 知って理解し動ける人にー』

教授・饗場 和彦

2単位

 火(9・10) 全(全)

授業の目的

社会に積極的に寄与する公共的なマインドを持ち,国際的な視野と知見,かつ四国·徳島の在住者として地域に根ざした視点も備えた人材を,「国際協力」というテーマを通して育成する.

授業の概要

授業では,毎回,週代わりで国際協力活動の実践者を招き,直接に話を聞く.東京あるいは地元の四国で,NGOや政府機関,国際機関などの一員として活躍する人々から,国際協力の理論と実践について学ぶ.JICA(国際協力機構)四国支部と,四国NGOネットワークの協力を得て,開講される授業.毎回,多士済々でキャラクターの濃い人々が熱い話を伝える.

キーワード

国際協力,国際社会

受講者へのメッセージ

授業のスケジュールは変更の可能性有り.昨年度の「国際協力論 2ー四国から世界へ 輝く瞳のつくり方ー」とは内容が違うので,昨年度のこの授業を履修していても今年度の「国際協力論」の受講は可能.

到達目標

1.国際協力の理論と実践について知識を得,意義や課題について考察し,自らも行動する意欲を高める.

授業の計画

1.イントロダクション(2回目以降の授業計画は仮予定.変更有り)
2.中国/内モンゴルにおける教育の支援
3.アフリカ・ザンビアにおける保健医療の支援
4.貧困問題を考えるワークショップと,若い世代による活動
5.インドネシアの紛争被害をジャーナリストの視点から
6.インドネシアの震災に対する復興支援
7.平和構築,人間の安全保障,そして憲法9条の平和主義
8.アフリカ開発会議(TICAD)の意義と課題
9.国連開発計画(UNDP)の活動
10.国際協力機構(JICA)の活動とODA
11.カンボジアにおける地雷除去の活動
12.カンボジアにおける女性の職業支援や教育支援
13.アフリカ・モザンビークにおける武器回収の支援
14.世界の難民問題と日本の対応
15.企業による社会貢献活動(CSR)

成績評価の方法

期末のレポートと平常点(出席や授業の姿勢)で評価する.おおむねレポート40%,平常点60%.

再試験の有無

無し.

教科書

特に指定しない.

連絡先

饗場(088-656-7186, aibak@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 金曜日14:35ー16:05 ただし,この時間以外でも研究室にいるときは随時