基礎生物工学1
Basic Bioengineering 1
教授・野地 澄晴
2単位
目的
生物工学とはどのような学問であり,それの基礎となる生物学とはどのような学問かについて理解すること.自主的な勉強法を確立し,今後の4年間の勉強の方向を明確にすること.
概要
前半は,生物の基本である遺伝子とタンパク質に着目し,その構造と機能について,後半は生物の全体像に着目し,細胞と生体の構造とその機能について講義する.
キーワード
遺伝子,RNA,タンパク質
要件
特になし.
注意
予習·講義·復習のノートを作成すること.ノートを利用して試験を行なう.
目標
1. | 遺伝子およびRNAについて理解する. |
2. | タンパク質について理解する. |
3. | 細胞および生体の構造と機能について理解する. |
4. | 生物工学の考え方を理解する. |
計画
1. | DNA,遺伝子と染色体 |
2. | 組換えDNA技術 |
3. | 細胞と胚の操作 |
4. | クローン・キメラ動物 |
5. | バイオ医薬品と生物工学 |
6. | 先進医療と生物工学 |
7. | 医療工学と生物工学(中間試験) |
8. | 生活に役立つ生物工学 |
9. | 産業に応用される生物工学 |
10. | 生物工学とエレクロニクスの融合 |
11. | 新しい農業 |
12. | 海洋と生物工学 |
13. | 環境修復と保全 |
14. | 新しい生物工学 |
15. | 期末試験 |
評価
出席率80%以上で,到達目標4項目が各々60%以上達成されている場合をもって合格とする.達成度は中間試験(40%),期末試験(60%)で評価する(出席点は加えない).
JABEE合格
成績評価と同じ.
JABEE関連
本学科教育目標(A),(C)に対応する.
対象学生
他学科学生も履修可能
教科書
バイオテクノロジーと社会 (軽部征夫著 NHK出版
参考資料
Molecular Biology of the Cell, 第5版,Albertsら著,Garland Science, 2008年
連絡先
野地(化生棟803, 088-656-7528, noji@bio.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日15:30-17:00