2009年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 言語表現サブコース 学部課程 — 2年(後期)

2009年度 総合科学部 人間社会学科 欧米言語コース 言語コミュニケーションサブコース 学部課程 — 2年(後期)

ドイツ言語文化研究III (その2)

教授・石川 榮作

2単位

目的

日独文化交流史の一側面として,第一次大戦時の俘虜収容所の実態を知る.

概要

俘虜収容所での捕虜の活動,管理者側の考え方と行動,および一般的な日本人の見方や反応などを調べる.具体的にはベートーヴェンの歌劇『フイデリオ』と『第九』,そして東映映画『バルトの楽園(がくえん)』を素材に用いて,俘虜収容所での捕虜の文化活動の実態を理解する.

キーワード

日独文化交流史,第一次世界大戦,捕虜

注意

特になし.

目標

1.ベートーヴェンの歌劇『フイデリオ』と『第九』,そして東映映画『バルトの楽園(がくえん)』を素材に用いて,捕虜の多彩な活動と日本側に及ぼした影響について理解する.

計画

1.ベートーヴェンの歌劇『フィデリオ』第一幕(1)
2.ベートーヴェンの歌劇『フィデリオ』第一幕(2)
3.ベートーヴェンの歌劇『フイデリオ』第一幕(3)
4.ベートーヴェンの歌劇『フイデリオ』第一幕(4)
5.ベートーヴェンの歌劇『フイデリオ』第一幕(5)
6.ベートーヴェンの歌劇『フイデリオ』第二幕(1)
7.ベートーヴェンの歌劇『フイデリオ』第二幕(2)
8.ベートーヴェンの歌劇『フイデリオ』第二幕(3)
9.ベートーヴェンの歌劇『フイデリオ』第二幕(4)
10.ベートーヴェンの歌劇『フイデリオ』第二幕(5)
11.ベートーヴェンの交響曲『第九』(1)
12.ベートーヴェンの交響曲『第九』(2)
13.東映映画『バルトの楽園(がくえん)』(1)
14.東映映画『バルトの楽園(がくえん)』(2)
15.期末試験(レポート提出)
16.総括授業

評価

出席とレポートで評価します.

再評価

レポート再提出のかたちで行ないます.

教科書

教科書は使わず,授業はすべてプリントで行ないます.

参考資料

参考図書は授業中に,そのつど紹介します.

連絡先

石川(088-656-7142, ishikawa@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
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