環境分析技術法
目的
伏見担当分:データの分析方法,誤差の取り扱い方を実例に基づいて指導する.山本担当分:大気·水環境サンプリングの基本技術とそれぞれに含まれる環境指標の測定方法について指導する.西山担当分:地表環境を特徴づける地形の判読技術を身につけ,地表環境のなりたちと変遷を理解する.
概要
環境分析の基礎
キーワード
環境分析,データ解析,地表環境,環境サンプリング
先行科目
注意
グループでの検討も行う.西山:12色程度の色鉛筆を持参してください.
目標
1. | 伏見担当分:実験·計測に伴う誤差の取り扱い,装置の精度と測定すべき精度の比較を行い,適正な実験計画を立てることができるようになること.実験データから環境影響の有無について統計的手法による検定を行って適切な判断をすることが出来るようになること. |
2. | 山本担当分:適切にサンプリングした環境試料中の様々な環境指標の概要について理解する. |
3. | 西山担当分:地形図の読図作業を学び,その結果に基づいて地表環境のなりたちと変遷を理解できるようになる. |
計画
1. | 伏見担当分(4回) |
2. | 1 誤差の分布,有効数字,データの相関,相関係数,回帰分析 |
3. | 2 統計分布 |
4. | 3 統計的推定 |
5. | 4 母集団の比率の推定 |
6. | 山本担当分(4回) |
7. | 1 環境サンプリング方法,物理化学的分析方法1(重量分析など) |
8. | 2 物理化学的分析方法2(電気化学的分析,光学的分析など) |
9. | 3 物理化学的分析方法3(抽出,クロマトグラフィー) |
10. | 4 生物化学的分析(バイオアッセイ) |
11. | 西山担当分(4回) |
12. | 1 地形判読による地表環境の分析1(読図の基礎) |
13. | 2 地形判読による地表環境の分析2(平野) |
14. | 3 地形判読による地表環境の分析3(海岸) |
15. | 4 地形判読による地表環境の分析4(山地) |
評価
演習と試験結果による
再評価
なし
教科書
伏見: 「統計学-データから現実を探る-」内田老鶴圃,1992年
山本: 適宜指示する
西山: 指定しない.必要に応じてプリントを配布する.参考書:「地表環境の地学」(東海大学出版会)
連絡先
伏見(総合科学部3号館1N01, 088-656-7238, kfushimi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月∼金曜の11時50分∼12時50分,
西山(総科3号館2S05, 088-656-7239, nisiyama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 月曜日 12時∼13時
山本(総合科学部3号館 2N07, 7618, hiroshi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜日 12∼13時