コンピュータネットワーク演習
Computer Networks
講師・柏原 考爾
1単位
目的
本講義ではコンピュータネットワークにおける基礎技術やその評価手法を修得することを目的としている.
概要
コンピュータネットワークで必要な要素技術として,LAN,広帯域網,ネットワーク相互接続技術,ネットワーク管理技術,ネットワーク評価手法について解説する.
キーワード
コンピュータネットワーク,ネットワークアーキテクチャ,OSI参照モデル,
先行科目
関連科目
要件
コンピュータネットワークを受講することが望ましい.
注意
演習内容を理解するには,毎回の授業に対して,2時間の予習と2時間の復習が必須となる.
目標
1. | コンピュータネットワークの基礎技術やその評価手法を修得する |
計画
1. | 情報通信ネットワークの概要 |
2. | インターネットとIPネットワーク |
3. | ローカルエリアネットワーク |
4. | アプリケーション層(HTTP, FTP, SMTP, DNS) |
5. | アプリケーション層(TCP/UDP Socket Programing) |
6. | トランスポート層(UDP, TCP) |
7. | トランスポート層(輻輳制御) |
8. | ネットワーク層(インターネットプロトコル) |
9. | ネットワーク層(ルーティング) |
10. | データリンク層 |
11. | コンピュータ網におけるセキュリティ |
12. | 無線ネットワーク |
13. | ネットワーク管理 |
14. | マルチメディアネットワーキング(アプリケーション) |
15. | 期末試験 |
16. | 試験解説とまとめ |
評価
授業計画1∼14の内容に関し,期末試験により達成度評価を行なう. 最後の講義(授業計画16)で,試験解説とまとめを行う. 平常点は,受講姿勢と演習課題による評価とする. 平常点を2割,小テスト・期末試験を8割として評価する.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
特に指定しない.適時資料を提供する.
参考資料
Behrouz Forouzan, "Introduction to Data Communications and Networking," McGraw-Hill
連絡先
柏原(kojikasi@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)