材料科学
Materials Science and Engineering
目的
生物工学に関係する各種材料の種類,ナノ構造,機能,性質,相互作用に関する知識を修得する.
概要
各種材料(有機材料,生体材料,無機材料,高分子材料,金属材料,)の化学的性質,物理的性質,表面構造と機能,腐食や劣化機構,材料設計,生体適合性,応用等について講述する.
キーワード
有機材料,高分子材料,無機材料,金属材料
関連科目
要件
「有機化学1」,「有機化学2」,「基礎物理学」の知識が不可欠である.
注意
「生物無機化学」,「物理化学」,「有機化学」の履修を前提として抗議を行う.
目標
1. | 有機材料・生体材料の理解を深める(授業計画1-3による) |
2. | 高分子材料の理解を深める(授業計画5-7による) |
3. | 無機材料の理解を深める(授業計画5-7,13-15による) |
4. | 金属材料の理解を深める(授業計画9-11,13-15による) |
計画
1. | 材料科学概論 |
2. | 有機材料(合成有機化学材料・天然物有機材料) |
3. | 生体材料(生体適合性・生物材料) |
4. | 中間試験1(到達目標1の40%を評価),レポート1(到達目標1の30%を評価) |
5. | 高分子材料(機能性プラスチック) |
6. | 高分子材料(機能性繊維) |
7. | 高分子材料(機能性塗料) |
8. | 中間試験2(到達目標2,3の40%を評価),レポート2(到達目標2,3の30%を評価) |
9. | 高分子材料(有機系接着剤) |
10. | 高分子材料(無機系接着剤) |
11. | 高分子材料(生体接着剤) |
12. | 中間試験3(到達目標4の40%を評価),レポート3(到達目標4の30%を評価) |
13. | 無機材料(機能性セラミック) |
14. | 無機材料(金属) |
15. | 無機材料(歯科材料) |
16. | 期末試験(到達目標すべての30%を評価) |
評価
出席率80%以上で,到達目標の4項目がそれぞれ60%以上達成されている場合を持って合格とする.達成度は中間試験3回(40%),レポート3回(30%),期末試験1回(30%)で評価する
JABEE合格
成績評価と同じ.
JABEE関連
本学科教育目標(C),(D)に対応する.
対象学生
開講コースと同学科の夜間主コース学生も履修可能
教科書
なし,シラバスに準拠した講義資料(プリント)を配布し,それを用いた授業を行う.
参考資料
北條英光編「材料の科学と工学」裳華房
連絡先
生物事務室(M棟703)
備考
1. | 原則として再試験は実施しない. |
2. | 授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが,授業の理解と単位取得のために必要である. |