2011年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 生命テクノサイエンスコース 博士後期課程 — [選択]

細胞情報工学

Cell Signaling System

教授・辻 明彦

2単位

形態

講義

目的

細胞機能を制御する情報伝達機構について理解させる.

概要

シグナル分子の構造と生体内情報伝達システムについて概説する.

キーワード

成長分化因子,受容体,情報伝達

関連科目

生命科学

要件

学部教育レベルの細胞生物学,生化学を理解していること.

目標

1.シグナル分子の生物活性制御機構の理解
2.受容体の機能および細胞内情報伝達機構の理解

計画

1.細胞情報伝達機構序論
2.細胞構造とオルガネラの機能
3.シグナル分子の翻訳後修飾反応
4.プロセシング酵素の構造
5.プロセシング酵素の機能と調節
6.シグナル分子の分泌
7.受容体の構造と分類
8.プロテインキナーゼとプロテインフォスファターゼ
9.転写制御
10.AAA蛋白による細胞機能制御(1)
11.AAA蛋白による細胞機能制御(2)
12.シグナル分子に関する最近の研究(1)
13.シグナル分子に関する最近の研究(2)
14.創薬標的としてのシグナル分子の重要性(1)
15.創薬標的としてのシグナル分子の重要性(2)
16.レポート作成

評価

レポートで評価する.

教科書

授業中に紹介する

参考資料

授業中に紹介

連絡先

辻(化生棟710, 088-656-7526, tsuji@bio.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日16:20-17:50

備考

授業を受ける際には,2時間の授業時間毎に2時間の予習と2時間の復習をしたうえで授業を受けることが授業の理解と単位取得のために必要である.