英米の社会と文化I (その1)
准教授・吉田 文美
2単位
目的
英語詩を講読し,韻文で書かれたテクストの正確な読解,内容把握の訓練を行う.また,作品の時代や社会状況といったコンテクストについても考慮し,英語詩の評価·批評がおこなえる基礎を養成する.
概要
主に18世紀以降に書かれた英語詩を読む.作品の精読を通じて,英語で書かれた詩に対する理解を深め,作品の背景にある社会・文化状況についても考察する.前期(その1)では,比較的平易な作品を取り上げる.
関連科目
英米文化研究I (その1),英米文化研究I (その2),英米文化研究II (その1),英米文化研究II (その2),英米の社会と文化II (その1),英米の社会と文化II (その2),英米文化研究III (その1),英米文化研究III (その2),文化批評論 (その1),文化批評論 (その2)
注意
隔年開講. 2011年度は開講する.
目標
1. | 授業で取り上げた詩については,正確な内容把握ができる. |
2. | 各作品の背景についても考慮して,作品の評価·批評が論理的にできる. |
計画
1. | 以下にあげる詩人の作品の中から比較的平易なものを選び,毎回3∼5編ずつ講読する予定です.学期中に2回のテストを行いますが,詳しい日程は最初の授業で指示します. |
2. | W. H. Auden (1907-73), William Blake (1757-1827), Elizabeth Bishop (1911-79), |
3. | John Clare (1793-1864), Austin Clarke (1896-1974), e. e. cummings (1894-1962) |
4. | Emily Dickinson (1830-86), Robert Frost (1874-1963),Thomas Hardy (1840-1928) |
5. | Seamus Heaney (1939- ), Ted Hughes (1930-1998), Patrick Kavanagh (1904-67), |
6. | John Keats (1795-1821), D. H. Lawrence (1885-1930), Norman Maccaig (1910-1996), |
7. | Sylvia Plath (1932-63), W. B. Yeats (1865-1939) |
8. | なお,取り上げる詩人については,変更されることもある. |
評価
2回のテストと,授業への出席·参加状況などから総合的に評価する.評価のうち,テストを8割,その他を2割程度とする.
再評価
行わない.
教科書
授業中に指定します.
参考資料
『リーダーズ英和辞典』またはそれと同等の収録語数を有する英和辞典を使用すること.電子辞書の使用も可.その他は,授業中に必要に応じて指示する.
連絡先
- オフィスアワー: 火曜日 11:55-12:50
備考
隔年開講(前期).2011年度は開講..