2011年度 総合科学部 人間社会学科 マルチメディアコース マルチ情報サブコース 学士課程 — 3年(後期)

2011年度 総合科学部 人間社会学科 マルチメディアコース アート情報サブコース 学士課程 — 3年(後期)

音楽学ゼミナールII

教授・片岡 啓一

2単位

目的

この授業は,「音楽学ゼミナール I 」を土台としつつバッハの音楽に関する多様な研究と考察を行う.広い視野からバッハについて考え,音楽の本質についても探求してみたい.なお受講者の都合と事情によっては,「I 」と「II 」を逆転受講することもさしつかえない.

概要

J.S.バッハ研究.

キーワード

J.S.バッハ,音楽の本質,音楽鑑賞,音楽象徴論,西洋の文化

注意

この授業は平成16年度に開始されたが,隔年開講で,今年度(平成23年度)は実施されず,平成24年度の開講が最終となる.(同じ時間帯で,「音楽学ゼミナール I 」は,今年度 は実施される.(最終回))同授業は,専門的な素養がなければ受講できないといった性格のものではないので,バッハの音楽に関心のある学生であれば,気楽に受講してかまわない.なお,先行科目は特定したくないので記入していないし,関連科目もあくまでも参考程度なので,それに束縛される必要はない.

目標

1.同授業を通じて,バッハの音楽並びに音楽の本質について真剣に考える姿勢を育みたい.

計画

1.1-14週目 授業の目的と趣旨で述べたことを具現するために柔軟な態度で授業に臨みたい.具体的な授業の実施方法であるが,前以て固めることはあえてせず,受講生と相談しながら,広い視野からバッハ研究を行いたい.テキスト等はとりたてて指定せず,むしろ自由な束縛されない状況の中でバッハの音楽について論じ合ってゆきたい.
2.15週目 総括授業.同授業全体について意見交換等を行う.

評価

試験は行わず,レポートを提出することによって単位を出す.レポートは提出期限を厳守すること.成績評価には,授業への取り組み姿勢などに基づく平常点も当然加味される.

再評価

行わない.

教科書

とりたてて教科書等は使用しない.授業の雰囲気の中で,必要な書物が出てきた場合は,教官サイドで具体的な指定を行って購入してもらうこともある.

連絡先

片岡(201, 088-656-7161, kataoka@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 後期 木曜日の昼休み

備考

隔年開講.平成24年度開講(最終回)