2011年度 総合科学部 社会創生学科 地域創生コース 学士課程 — [選択] 3年(前期)

言語情報処理研究Ⅱ

准教授・中島 浩二

2単位

目的

言語コーパスとは何か理解する.また,コンピュータのツール(KWICコンコーダンサー等),Unixコマンド,プログラミング言語(Perl)を利用して言語コーパスを分析する技能を身につける.

概要

コンピュータを用いた言語コーパス分析

キーワード

Perl,コーパス言語学

関連科目

情報創生演習

注意

「情報創生演習」(後期開講,3年生以上対象)を受講する予定のものは,この科目を必ず受講すること.「情報創生演習」では,この授業で学んだ知識や技術の応用発展を扱う.

目標

1.コンピュータ言語Perlを使って,言語情報処理のために必要な基本的アルゴリズムを習得し,自分で実際に言語処理プログラムが作成できるようにする.また,文字列処理のための便利なコマンドが標準的に用意されているUnixというOSの仕組み·使い方を理解することにより,言語情報·文字列をコンピュータで処理するための実践的技能を身につける.

計画

1.Unix 概論
2.Perl 概論
3.スカラー変数
4.演算子
5.制御構造 (1)
6.制御構造 (2)
7.配列操作
8.ハッシュ操作
9.正規表現の基礎
10.正規表現を使った言語コーパス検索
11.関数
12.ファイル操作
13.応用プログラム作成(文字列の加工・頻度表の作成)
14.応用プログラム作成(KWIC出力)
15.定期試験
16.総括

評価

授業への参加度および定期試験による.

再評価

なし

教科書

「独習Perl 第2版」(武藤健志·トップスタジオ編著:SHOEISHA)

連絡先

中島(総合科学部1号館, nakasima@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜 16:10-17:10