共創型学習 / 埋もれた文化遺産Ⅰ
Creativity Development / Buried Cultural Heritage 1
平成19年度以前の授業科目:『共創型学習』
平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目:『歴史と文化 / 埋もれた文化遺産Ⅰ』
授業の目的
受講生自身が能動的に行動することによって,自ら問題点を見出し,創成する一手法を学ぶ場とする. 本授業では,古代人の技術を体験し,また遺跡に自らの足で赴くことによって,単なる知識としてではなく,実際の古代人の生活を知り,現代社会を相対化する機会としたい.
授業の概要
徳島大学近辺の遺跡を散策する.また,出土した考古遺物を製作することによって,古代人の実生活を体験してもらう. その後,県内の遺跡を訪問する機会を設け,グループ形式で調べて,まとめ,それぞれ発表を行う.それらの作業を通して,古代人の生活についての理解を深め,現代社会を相対化する.
キーワード
出土遺物,庄·蔵本遺跡,常三島遺跡・新蔵遺跡,実験考古学
先行科目
関連科目
到達目標
1. | 大学構内の遺跡出土品にに触れたり,製作実験したりする過程において,古代人の生活ついての理解を深める. |
授業の計画
1. | オリエンテーション・常三島遺跡散策 |
2. | 徳島大学構内の遺跡について |
3. | 徳島城下町・新蔵遺跡散策 |
4. | 徳島城散策 |
5. | 石器づくり1 |
6. | 石器づくり2 |
7. | 拓本を取ろう |
8. | 勾玉つくり |
9. | 研究発表課題概要説明・準備 |
10. | 研究発表課題:文献探索・現地踏査 |
11. | 〃 |
12. | 研究発表課題:中間発表・討議 |
13. | 研究発表課題:文献探索・現地踏査 |
14. | 〃 |
15. | 研究発表会 |
16. | 総括授業 |
成績評価の方法
授業への取り組み状況 50%,報告·発表会 50%として評価する
再試験の有無
無
教科書
教科書は使用しません.適宜プリントを配布します.
WEBページ
連絡先
中村(088-633-7224, yunaka@clin.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 8時30分∼17時30分
遠部(088-633-7236, )
- オフィスアワー: 8時30分∼17時30分
備考
石器作りなどの考古学的な実習があります.汚れてもかまわない服装をお勧めします.また,遺跡散策の際には,歩き易い靴をお勧めします.主に常三島キャンパスにおいて授業を行います.その他,土日を利用してフィールドワークを予定しています