行動障害論
目的
事件・事故・災害など,生命の危機を感じるような出来事に遭遇すると,心理的な後遺症の残ることがあり,日常生活が制限されます.本授業では,危機的な状況に直面した後に起こりうる,心理的な変化と行動への影響および対応を学ぶことを目的とします.
概要
心身に影響を及ぼす出来事と,それによって障害される行動や心理的変化について講義します.また,グループでの話し合いを通して,危機時の対応について考えていきたいと思います.
キーワード
危機介入,グリーフ,二次被害,二次受傷
目標
1. | 「異常な事態における,正常な反応」について理解を深めるとともに,実践的な知識を身につけることを目標とします. |
計画
1. | はじめに |
2. | 心身に影響を起こす事柄 |
3. | 事件・事故・災害などのあとに起こる反応と対応①-大人 |
4. | 事件・事故・災害などのあとに起こる反応と対応②-子ども |
5. | 事件・事故・災害などのあとに起こる反応と対応③-その他 |
6. | 急性ストレス反応と心的外傷後ストレス障害①症状 |
7. | 急性ストレス反応と心的外傷後ストレス障害②対応 |
8. | グループワーク① |
9. | 危機時の初期対応 |
10. | グループワーク② |
11. | グループワーク③ |
12. | 予防について |
13. | 支援者の精神健康について |
14. | なお,15回目に期末試験を行い,16回目にまとめを行います. |
評価
学期末試験(論述),授業への取り組み,出席状況から総合的に評価します.
再評価
規定の出席日数を満たす者にのみ,再試験をおこないます.
教科書
教科書は使用しません.参考図書を紹介しながら,適宜資料を配布します.
参考資料
参考文献·参考資料は授業中に適宜紹介する.
連絡先
内海(3号館3階3S07, 088-656-9312,メールアドレス未定 )
濱田(3S02, 088-656-7195, hamada@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
備考
全くの他人事としてではなく,自分にも起こる可能性があることとして,主体的に授業に参加してください.WEBページ→コンテンツサーバ (EDB/CMS)