2008年度 保健科学教育部 保健学専攻 看護学領域 博士前期課程

看護教育学特論Ⅰ

Advanced Course of Nursing Education1

教授・關戸 啓子

2単位

目的

看護専門職者の生涯学習における問題点や課題を理解し,生涯学習計画や,効果的な卒後教育の方法について探究する.

概要

生涯学習の理論に基づいて生涯学習における学習者の特徴と,看護専門職者における生涯学習の意義について講述する.国内外の看護専門職者の生涯学習に関する文献を精読し,問題点や課題を抽出する.その後,生涯学習計画の立案や効果的な卒後教育の方法について検討する.

キーワード

生涯学習,看護専門職者,卒後教育

注意

講義のみでなく,学生がプレゼンテーションする場や討論する場も設けるので,積極的に参加し発言して欲しい.

目標

1.生涯学習に関連する理論を知る.
2.生涯学習における学習者の特徴を理解する.
3.看護専門職者における生涯学習の意義について理解する.
4.看護専門職者における生涯学習の問題点と課題を理解する.
5.看護専門職者における生涯学習計画の立案および評価方法を理解する.
6.看護専門職者に対する効果的な卒後教育の方法を理解する.

計画

1.ガイダンス
2.生涯学習とは
3.生涯学習に関連する理論について
4.生涯学習における学習者の特徴について
5.看護専門職者における生涯学習の意義について
6.看護専門職者における生涯学習の問題点と課題(文献検討ー1)
7.看護専門職者における生涯学習の問題点と課題(文献検討ー2)
8.看護専門職者の生涯学習における学習計画の立案と評価(文献検討ー1)
9.看護専門職者の生涯学習における学習計画の立案と評価(文献検討ー2)
10.看護専門職者に対する効果的な卒後教育の方法(文献検討ー1)
11.看護専門職者に対する効果的な卒後教育の方法(文献検討ー2)
12.看護専門職者における生涯学習の問題点と課題のプレゼンテーション
13.看護専門職者の生涯学習における学習計画の立案と評価のプレゼンテーション
14.看護専門職者に対する効果的な卒後教育の方法のプレゼンテーション
15.プレゼンテーション内容に対する総合討論と評価
16.まとめ

評価

出席状況,討論への参加程度,プレゼンテーションの内容および方法により総合的に評価する.

教科書

教科書は使用しない.

参考資料

必要時,適宜プリントを配布する.

連絡先

關戸(088-633-9035, sekido@medsci.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 毎週水曜日,金曜日18:00∼19:00,研究室(保健学科棟3階)