2010年度 工学部 光応用工学科 昼間コース — [選択(A)] 3年(後期)

光デバイス2

Optoelectronic Devices 2

目的

受光デバイス,太陽電池,電子画像表示素子の特性が理解できることを目的·目標とする.

概要

光・電子物性工学1,光・電子物性工学2,光デバイス1の内容に基づき,重要な受光デバイス,太陽電池,電子画像表示素子の特性を述べる.

キーワード

光伝導素子,フォトダイオード,撮像素子,太陽電池,ディスプレイ

目標

1.光伝導素子,フォトダイオード,撮像素子の動作原理を理解できる.
2.太陽電池の動作原理が理解でき,太陽電池の高効率化の手法が分かる.
3.CRT,LCD,PDP,ELD,FEDの動作原理が理解でき,ディスプレイとしてのしくみみが分かる.

計画

1.光伝導素子の動作原理
2.光伝導素子の種類,光伝導素子の性能,フォトダイオードとは
3.フォトダイオードの動作原理,フォトトランジスタの働き,pinフォトダイオードの構造と働き
4.APDの動作原理と働き,なだれ衝突電離によるキャリアの倍増機構,撮像素子の種類
5.CCDの構造と働き,CCDの種類と応用,光センシングと赤外光検出デバイス
6.太陽エネルギーの質,日射量,太陽電池の動作原理
7.中間試験(第3章),これまでの復習
8.太陽電池の構造と働き,エネルギー変換効率,性能指数
9.高効率太陽電池とは,理論達成効率,高効率化へのR&D,タンデム構造太陽電池,住宅用光発電システムの位置づけ
10.CRTの動作原理,カラーCRT
11.投射型ディスプレイ,液晶の光変調・スイッチングの動作原理
12.画像表示のしくみ,TFT
13.液晶投射型ディスプレイ
14.PDPのしくみを知ろう,ELとは,無機ELの動作原理
15.有機ELの動作原理,衝突励起発光,FEDとは何だろう
16.期末試験(第4章,第6章)

評価

講義毎に毎回実施するミニテスト,講義への取り組み状況,中間試験,期末試験によって評価する.ミニテスト;36%,講義への取り組み状況;14%,中間試験;25%,期末試験;25%とする.全体で60%以上を合格とする.なお,ミニテストは,講義の始めに前回の講義内容の重要ポイントを5分-10分で実施する.さらに,講義終了時に,講義で重要と思われた点,わかりにくかった点を提出させ,次回の講義にフィードバックさせる.

JABEE合格

単位合格と同一.

JABEE関連

光応用工学科の学習目標 B

教科書

光エレクトロニクス(濱川圭弘,西野種夫共編,オーム社)

参考資料

参考書:光物性デバイス工学の基礎(中澤叡一郎,鎌田憲彦共編,培風館),光エレクトロニクスデバイス(針生尚著,単著,培風館)

連絡先

原口(光棟209, 088-656-9411, haraguti@opt.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 16:05-18:00

備考

馴染みのない言葉,概念が数多く出てくるので,戸惑うことが多いかもしれない.かならず復習をして言葉,概念に馴染めるよう努力することが必要である.