2011年度 総合科学部 社会創生学科 環境共生コース 学士課程 — [選択] 3年(後期)

2011年度 総合科学部 社会創生学科 公共政策コース 学士課程 — [選択] 3年(後期)

2011年度 総合科学部 社会創生学科 地域創生コース 学士課程 — [選択] 3年(後期)

2011年度 総合科学部 総合理数学科 数理科学コース 学士課程 — [選択] 3年(後期)

2011年度 総合科学部 総合理数学科 物質総合コース 学士課程 — [選択] 3年(後期)

2011年度 総合科学部 人間文化学科 国際文化コース 学士課程 — [選択] 3年(後期)

2011年度 総合科学部 人間文化学科 心理・健康コース 学士課程 — [選択] 3年(後期)

資源エネルギー論

Natural Resources and Energy

准教授・伏見 賢一

2単位

目的

資源とエネルギーの流れを理解し,現在世界で起こっている問題を解決するための提案ができるようになること.

概要

日本・世界のエネルギー需給について現状の分析をする.エネルギー需給について開発の現状について解説し,将来取りうる政策について議論する.

注意

日ごろから新聞を読んでおくこと.講義ノートを用意すること.予習,復習の時間を十分に確保すること.各学科で学んできた事柄を活用して建設的な議論が進められることを期待する.

目標

1.資源とエネルギーの流れを理解し,現在世界で起こっている問題を解決するための提案ができるようになること.そのためにデータを正しく読むことができる.冷静な議論ができる.

計画

1.序論: 基本用語,単位の解説.グラフ,統計データの見方.
2.エネルギー需給の変化 (日本のエネルギー需給)
3.日本のエネルギー供給I (一次エネルギー源 化石燃料)
4.日本のエネルギー供給II (一次エネルギー源 非化石燃料(原子力))
5.日本のエネルギー供給III (一次エネルギー源 非化石燃料(再生可能エネルギー))
6.日本のエネルギー供給IV (二次エネルギー 電力)
7.日本のエネルギー供給V (二次エネルギー ガス・熱・石油)
8.日本のエネルギー供給VI (二次エネルギー 熱・石油)
9.国際エネルギー動向 エネルギーコスト
10.エネルギー需給に関する政策
11.エネルギー開発の動向 原子力政策
12.輸送部門のエネルギー供給政策
13.新エネルギーに対する政策
14.エネルギー安全保障
15.総合討論
16.総括

評価

毎回講義内容について理解したこと,疑問点を200字以内にまとめて提出(50%),レポート(40%),総合討論(10%)

再評価

なし.

教科書

統計データからみる 地球環境・資源エネルギー論 (西山孝・別所昌彦著 丸善出版)

参考資料

エネルギー白書2010 (経済産業省編)

連絡先

伏見(総合科学部3号館1N01, 088-656-7238, kfushimi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 研究室扉に貼っている予定表の空欄時間帯.