英米言語文化環境論
准教授・吉田 文美
2単位
目的
この授業では,「研究の素材」となりうるテキスト自体を読解するというよりは,「テキストをどのように研究するか」について示唆を与えてくれる海外の研究書や理論書,論文を英語で講読し,研究テーマの設定方法や研究手法の基礎知識を得ることを目的とする.
概要
テキストの分析·批評方法についての海外の研究書や理論書,論文を英語で講読する.今回は,フェミニズム,批評言語学理論等に基づいてテクスト批評する視点を提示したSara MillsのFeminist Stylisticsから,Introduction とPart 1:General Theoretical Issues (Chapter 1-3)を読む.
キーワード
フェミニズム,文体論,ジェンダー,言語,文学
注意
毎回5-7ページ程度を講読する,1ページあたりの分量は比較的多く,内容も平易とは言えない.受講生の英語読解力に合わせてテキストを変更するなどの配慮はしないので,そのつもりで履修すること.
目標
1. | 講読する研究書や論文中で呈示されている研究手法や批評方法を十分に理解し,自分でも基本的な実践ができるだけの知識を身につけることを目標とする. |
計画
1. | Class Guidance |
2. | Introduction |
3. | 〃 |
4. | 〃 |
5. | 〃 |
6. | Chapter 1 |
7. | 〃 |
8. | 〃 |
9. | 〃 |
10. | Chapter 2 |
11. | 〃 |
12. | 〃 |
13. | 〃 |
14. | 〃 |
15. | Chapter 3 |
16. | 〃 |
評価
授業中の担当箇所の読解(80%),それに基づく討論等(20%)から総合的に評価する.
再評価
行わない.
教科書
Sara Mills. Feminist Stylistics. 1995. Routledge, 1998.
参考資料
必要に応じて,授業中に指示する.
連絡先
吉田(2121, 088-656-7124, ayami@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 木曜11:55-12:50