英米言語文化環境論演習
准教授・吉田 文美
2単位
目的
この授業では,「研究の素材」となりうるテキスト自体を読解するというよりは,「テキストをどのように研究するか」について示唆を与えてくれる海外の研究書や理論書,論文を英語で講読した上で,研究テーマの設定方法や研究手法を学ぶことを目的とする.
概要
テキストの分析·批評方法についての海外の研究書や理論書,論文によりテキストの研究方法を学ぶ. 今回は,フェミニズム,批評言語学理論等に基づいてテクスト批評する視点を提示したSara MillsのFeminist Stylisticsから,その理論の実践例を示したPart II: Analysis (Chapter 4-6)を読む.
キーワード
フェミニズム,文体論,ジェンダー,言語,文学
先行科目
注意
同じ教員が担当する『英米言語文化環境論』を前期に履修しておくこと.当該の『英米言語文化環境論』が受講済みであることを前提に進めていくので,この授業のみの履修は困難である.計画では7-8頁を講読予定だが,受講者の人数等により変更することもあり得る.
目標
1. | 講読する研究書や論文中で呈示されている研究手法や批評方法を十分に理解し,自分でも基本的な実践ができるだけの知識を身につけることを目標とする. |
計画
1. | Chapter 4 |
2. | 〃 |
3. | 〃 |
4. | 〃 |
5. | 〃 |
6. | 〃 |
7. | 〃 |
8. | Chapter 5 |
9. | 〃 |
10. | 〃 |
11. | 〃 |
12. | Chapter 6 |
13. | 〃 |
14. | 〃 |
15. | 〃 |
16. | 〃 |
評価
担当箇所の読解(80%)およびそれに基づいた討論への参加状況等(20%)から総合的に評価する.
再評価
行わない.
教科書
Sara Mills. Feminist Stylistics. 1995. Routledge, 1998.
参考資料
必要に応じて,授業中に指示する.
連絡先
吉田(2121, 088-656-7124, ayami@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 木曜11:55-12:50