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マウス、ラット微生物定期検査

「徳島大学動物実験指針」に従い徳島大学全学で飼育されているマウス、ラットを対象に定期的微生物検査を実施します。

対  象:検査実施期間中にマウス、ラットを飼育している研究室

検査対象動物

 徳島大学で飼育しているすべてのマウスおよびラットが検査対象*です。モニター動物は、8週齢以上のマウスおよびラットをモニターとして各研究分野にて、前回検査と同数用意下さい。1匹/ケージで検査日まで3ヶ月間飼育したものを検査に提出下さい。

検査項目:SPF指定病原体検査【マウス:16項目】

  1. 血清反応Iセット:ティザー菌(Clostridium piliforme), エクトロメリアウィルス(Ectromelia virus), リンパ球性脈絡髄膜症(LCM virus), マウス肝炎ウイルス(Mouse hepatitis virus), 肺マイコプラズマ(Mycoplasma pulmonis),センダイウイルス (Sendai virus)
  2. 培養Iセット:腸粘膜肥厚症菌(Citrobactoer rodentium), ネズミコリネ菌(Corynebacterium kutscheri), 肺マイコプラズマ(Mycoplasm pulmonis), 肺パスツレラ(Pasteurella pneumotropica), サルモネラ(Salmonella spp.)
  3. 培養Iセット:消化管内原虫、蟯虫、外部寄生虫
  4. PCR:ヘリコバクター・ヘパティカス(Helicobacter hepaticus)、ヘリコバクター・ビリス(Helicobacter bilis)

検査項目:SPF指定病原体検査【ラット:14項目】

  1. 血清反応Iセット:ティザー菌(Clostridium piliforme), 唾液腺涙腺炎ウイルス(Sialodacryoadenitis virus), ハンタウイルス(Hantavirus), 肺マイコプラズマ(Mycoplasma pulmonis), センダイウイルス(Sendai virus)
  2. 培養Iセット:気管支敗血症菌(Bordetella bronchiseptica), ネズミコリネ菌(Corynebacterium kutscheri), 肺マイコプラズマ(Mycoplasm pulmonis), 肺パスツレラ(Pasteurella pneumotropica), サルモネラ菌(Salmonella spp.), 肺炎球菌(Streptococcus pneumonia)
  3. 培養Iセット:消化管内原虫、蟯虫、外部寄生虫

モニター動物の提出方法

 モニター動物は、当日午前8:30〜45までに動物資源研究部門までお持ちください。常三島地区は、9:15頃回収に伺います。
輸送箱は、前日までに滅菌し滅菌パックに入った状態にて配布致します。
配布の際、リストを一緒にお渡しします。個体番号を間違えないようにモニター動物を収容下さい。梱包は検査日の前日もしくは当日朝行って下さい。
モニター動物の逃亡には十分注意して下さい。